どうすれば、理論を学ぶだけでなく、より平和で持続可能な社会を再生していくという実践そのものを学び始めることができるだろうか?
どうすれば、アカデミアの体系的な知の伝達を超えて、この世界への愛を体現すること——すなわち、今ここにある現実に向き合い、理解しようとし続ける営み——を教育の一部として取り込めるだろうか?
学生が学びデザインの共同体をつくることで ソーシャルデザインを共に実践する力を育むこと**
https://ess-event.peatix.com/view
学びデザイン共同体として、学生が学生による学生のための大学教育を創る。 統合教育学とデザイン思考、ハートフルネスに基づいた縁パワー共育。
コホート:ハートフルネス
より平和で持続可能な未来をつくるためには自己と社会の変革が必要である。しかし、その前提として大切なのは、私たちが皆、不完全な存在としてこの社会に共生関係において生きていることを、まず互いに認め合うこと。その上で、共に揺るがず向き合い続け、理解しようとする関係性のあり方が少人数で築ける
ESSでは約8名の少人数コホートという仲間で学びデザイン共同体をつくり、他の学びデザイン共同体や、メンター・メンティーとのネットワークを共有する。
合意形成:ティール組織
仲間とより平和で持続可能な未来を共創するためには個々と集合体が調和し互いに能動的に共同作業をする必要がある。そのようにして、1+1=3だったり、掛け算のように個々の総和に勝る社会や生態系、共同体がつくれる。また、変革し続けるためには合意形成のあり方も同時に改善され続けなければならない。
ESSでは、ホラクラシーとソシオクラシーを参考にした自律・分散型組織運営をしている。トップダウン型の指示命令系統を廃し、憲章に明記された共創のルールに基づいて自律的にビジョンに向かうために役割を担いながら、ガバナンスを進化させていくシステムを用いている。
自己実現:人生デザイン
人間として生きていく中で、生きがいを持つために、自己実現という道のりを歩むことが必要である。自分がなんのために生きているのか、どんな人生を生きたいのかを見つけ続け、形にしていくプロセスが人生デザインである。
ESSでは幸福学とデザイン思考に基づき、デザインという共同作業で、ウェルビーイング・パーパス・学びを軸により平和で持続可能な未来のための意図した思考と行動を個々の人生にを落とし込む。
社会還元:縁パワー教育
より平和で持続可能な未来には、すべての人が人間らしく生きれる生活の基盤が保障される世界の共通財の循環をつくる必要がある。特に、衣食、住、教育、医療、交通のベーシックサービスやリソースの社会的価値を高め、みんなで支え、守り、次の世代に手渡さなければいけない。今まで私たちが受け取ってきた多くの共通財の感謝の表し方としても、自分達も社会に還元し、持続可能な循環をつくっていく。
ESSでは、ハートフルネス・合意形成・人生デザイン・マインドシステム・チームブランディングの縁パワー教育を通して、周りや次の世代のエンパワーメントに貢献する。
インプット: マインドシステム
今までの時代は理論や知識に価値があったのに対し、現代の情報社会では実践に価値があり、そのためには生産・活用のための情報管理システムが必要である。それを個人のみならず、信頼している多様な分野の仲間と共有することで、イノベーションにつながる。
ESSでは多様な分野で活躍する一人一人が、いろんな分野での理論や情報を咀嚼し、自分の現実と実践に落とし込むためにディスカッション・情報管理と共有をマインドシステムとして構築する。
アウトプット:チームブランディング
変化の激しい現代社会においては、肩書きや所属といった外側のラベルよりも、信頼やつながりの起点として、自分の軸や想いを言葉にし、他者に伝えることが求められている。しかし、共生社会において、より平和で持続可能な社会は個人の凄さが表された社会ではなく、チームの中で一人一人の役割や個性が響くブランディングが必要である。さらに、共に発信することで、一人完結型の発信だけでなく、発信のプロセスにいろんな関わりが生まれ、いろんな人が発信できる状態が生まれる。
ESSでは、一つのコホートは一つのチームとして共に発信し、チームブランディングを行う。
ソーシャルデザイナーの生態系を生み出す 新しい教育産業をつくる
→私たちが中心となってESSを大きくしていく
→学びデザイン共同体が勝手に増えること